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道行く人に、その人が本来もらえるはずのお金をたとえわずかでも「もう、もらえないことになったから。」と言ったら、その人は黙っているだろうか?
どうでもいい些細なことにもすぐにブチキレる若者が、影でいいようにごまかされているということをもし知ったなら、それでも垂れ流されるバカ騒ぎにうつつをぬかして、
「関係ね〜ョ。」と無関心でいられるのか?
役人や政治家のお偉方の、ダサさや、汚さや、イケテなささにうんざりし、
「見たくもないし、かかわりたくもねぇ!」となる気持ちはわかる。しかし、それ自体が向こうにとって計画的策略だったとしたら・・・?
面の皮の厚いジジイ共は、若者に嫌われたって、そんなこと屁でもない。むしろ、ものごとを煙に巻き、自分達の都合よく進める状況をつくるには最適ではないか!
人が何をやっていても関係ねぇー、てんでばらばらに、自分さえよけりゃー、それでいい。正義感を持つ熱い奴を「うっとおしい」と敬遠する風潮にまんまとのせられ、団結することもできない軽薄人間の量産は、権力者にとっては、まっこと、都合のいい社会を形成してきたのだ。実際、今の日本のような状況で若者達が怒りを胸に立ち上がらない国は、民主主義の国家では日本ぐらいのものだろう。
それが、何故なのかを考え続けている。こんな異常な状態が平然とまかりとおているのを異常とも思わないような精神構造を国民に植え付けるまでには長い年月がかかった。
今、回りを醒めた目で見渡せば、その精神構造は広く世間に蔓延し人々の価値観に深く影響し、精神の最後の砦であろうはずの哲学や宗教さえも変質させた。
モノだけは、何でもそろった我々の国。少しでも手間を省きたいと便利に便利にと追い求めていけば、いつか疲れるなんて事、消えて無くなるのかな?と思っていたら、どうしたことか世間は疲れた人だらけ。そんな疲れ果てた人々がちょっと腰を下ろして疲れを癒そうとしたとして、その癒しというものもきっちり商売人の手の平のうえにのっかっているのだ。
毎日の新聞を見るたびに、俺はまるでクソダメを覗いたような気持ちになる。
TVをみていても同じだ。社会評論家やコメンテイターが様々な政治や行政の腐敗を次から次へと指摘する。それは、いいのだがいつもそれで終わりである。次の一手へと進めないのだ。ムーブメントは決して起きないのだ。これでは、クソダメの蓋をとって、「こんなに、汚いんだぞ〜!」とみせてくれたものの、それでほうりっ放しじゃないか!
俺たちは、ほんとうは、そのクソダメに手を突っ込んでほじくりかえし、中に隠れた元凶にとどめをささねばならないのではないのか・・・?
生まれついた時から、アメリカに憧れた我々世代の日本人は、そして、とうとうその願いが叶ってアメリカ人となるのかもしれない。アメリカに、事実上のっとられて、アメリカの属国となるという形をとって。
GHQの大和魂解体の処方箋は長い年月を経て今、確実にその毒を日本中に蔓延させたのだ。
小泉がいくら改革、改革と叫んでみても、それ自体ごまかしだらけの偽改革なのは明白で、その偽改革すらも進まない。いまだ、道路は作り続け、無駄な公共事業は止まらない。必要の無い天下り組織に国民の財産は搾取され続ける反面、返すべき金は返さない。
「今や、国民一人当たりの借金は600万円を超えました。」と聞かされても、その当事者である国民は自分とは関係ないと皆考えている。改革というものを成し遂げないと、確実に日本は経済破綻するのであるのは明白な事実であろう。
愛国心があるか?と問われたら、俺は答える。「もちろんある!」と。しかし、奴らは言うだろう。愛国心があるなら、お国のために、借金を負担しましょうと。あなた達が税金が上がるのを嫌がって、そのくせ高いサービスを望んだ結果こうなったのですから、と。
日本政府には、まったく何のリスペクトも感じない。しかし、我々自身がそのとんでもないシステムを許し続けてきたのだからしかたがないのだ。もちろん、反抗の手段は、そう簡単にみつけられないわけだし、うまくごまかされ続けてきたわけだけど、だから、日本が破産したのは俺達のせいじゃないと訴えたところで、結局、ごまかされたものが被害者となるということだ。騙しみたいなやりくちで600万円は、きっちりと徴収されるだろう。



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